1950-10-10 第8回国会 参議院 電力問題に関する特別委員会 閉会後第5号
東北地方において電源開発工事中のものは、日発の秋田県夏瀬水力発覚所新設と、岡福島県沼沢沼水力発電所新設の二ケ地点でありまして、このたびは沼沢沼の建設工事だけを実地調査いたしました。
東北地方において電源開発工事中のものは、日発の秋田県夏瀬水力発覚所新設と、岡福島県沼沢沼水力発電所新設の二ケ地点でありまして、このたびは沼沢沼の建設工事だけを実地調査いたしました。
従いまして工事の方も着手が段々遅れましたのでございますが、昨年結局水力発電所といたしまして日発、配電合せまして二十六ケ地点、三十五万キロを着手することになつたのであります。その外に火力発電所といたしまして日発七ヶ地点二十七万キロ、こういう計画で昨年の夏から進みました。
ちよつとここで附加えて申上げますが、日本発送電が創立以来建設、或いは増設いたしました水力は、ここにありますのは二十年から五年間でありますが、発送電の創立以来は水力で申上げまして六十七ケ地点七十七万八千キロでございます、火力で申上げまして十ヶ地点で五十万八千キロ合計七十七ケ地点で百二十八万六千キロ、日発で百三十万の開発をやつております。
その建設工事の箇所が水力二十六ケ所、火力七ケ地点であります。大体水力三十五万キロ、火力二十三万キロということになつております。御承知のように見返資金が昨年の末に近くなりまして放出せられたものでありまするから、昨年中に使い切れずに現在まで続いておる、こういうことでございます。その継続工事の一部、水力におきましては五ケ地点ばかり、火力におきましてニケ地点ばかりすでに完成をいたしております。
昨二十四年度におきましては水力二十六ケ地点、三十五万七千キロワツト、火力におきまして七ケ地点、二十三万キロワツトの建設工事に対しまして、約百億円の対日援助見返資金の融資を仰いだのでございます。これは大体昨年の十一月頃から工事に着手いたしまして、いずれも順調に進捗しておるのでありまして、一部の発電所はすでに完成したものもございます。
で、こういうような細かい問題につきましては、若し又この委員会に時間がございまして、そうして又詳しい調べをしようとおつしやる時間がございましたらば、私できるだけ都合をいたしまして、各地点につきまして、融通地点が全体で四十一ケ地点ございますが、新らしい四十一ケ地点につきまして、大体地区別の、それから或る地点については、毎日の電力を融通された二十三年度の一年間の実績を以ていろいろ又御説明したいと思います。
それで尚この間見返資金を出すということは全く別でございますが、この三の後段にございますようにGHQが六月の三日に水力で三十三ケ地点、九月十九日に水力五ケ地点の建設をしてよろしいという認承があつた次第でございます。
昨日結城委員から御要求がございました日発の創立以来日発で建設いたしました発電所がどうなつておるか資料を出せということでございましたが、これは後刻各地点別に詳細な資料をお手許までお届け申上げますが、ここでざつと内容だけ申しますと、水力発電所で六十一ケ地点、その最大出力は七十六万八千四百八十キロワツトということになつております。そのうち北海道が三ケ地点最大出力三万三千六百でございます。
現在開発地点の申出がありますのは六十一ケ地点でありまして、大体これが三千三百八十キロワツト、一ケ地点当り五十五キロワツトに相成つておると存じております。そのうち今日まで許可を與えましたのが三十六ケ地点でありまして、二千二百十二キロワツトに相成つております。
又水力の開発方法におきましても、ダム式と貯水池式というものがその重点にならざるを得ないのでありまして、いろいろそれらの点を考えまして、ここに(1)のところに水力電源拡充計画、増加出力が八十一ケ地点といたしまして、百十五万キロワツトというものが出ております。
本年着手いたしますために目下司令部に申請中のものが三十一ケ地点、これが五十二万五千キロワツト・アワーその外に若し資金的に許されるならば、もう十二ケ地点ばかり着手いたしまして、それが十二万キロばかりでありますが、それを着手いたしたいと、そういうふうに考えております。それを若しその計画が進みますならば、二十四年度は事業用といたしまして水力発電所が三万三千キロ……
次に、それでは一應今の安本の五ケ年計画といつた程度のものを考えて見まして、あれは御承知のように、五ケ年間で九十七万キロ、百ケ地点ばかりのものを造るのであります。平均すれば一万キロ内外のものを五ケ年間に亘つて造つて行くということであります。こうした程度のものが、一社ならばとたんにできるが、或る数單位に分れたならば、それはできないのであるということは、絶対にあり得ないのであります。
○説明員(齋藤三郎君) それでは問題を端的に申上げますると、実は安本五ケ年計画というものが、先般一應試案として発表せられておりまするが、あの案の実施に対しまする点でありますが、我々の方と地点の上での相違は、実施の着工準備その他において数ケ地点相違いたしておるというだけでありまして、一應今年度五、六十ケ地点着工するいうだけの準備資料は、すでに手許に全部整えてあります。